に学習の遅れ取り戻す
ため教員増員など 文科相

新型コロナウイルスの影響による学習の遅れを取り戻すために、大半の学校で夏休みが短縮されることを受け、萩生田文部科学大臣は、教員の増員などを支援していく考えを示しました。

文部科学省が全国の教育委員会を対象に行った調査では、新型コロナウイルスの影響による学習の遅れを取り戻すため、夏休みを短縮するとの回答が、先月23日の時点で、95%にのぼりました。

これについて萩生田文部科学大臣は記者会見で、「地域の感染状況や児童・生徒などの状況を踏まえつつ、新たな感染拡大による再度の臨時休校の可能性を見越して、各自治体で適切に判断いただいた結果だと考えている」と述べました。

そのうえで、「少人数指導や夏休み中の補習などで全国的に学習指導の体制強化がはかられる予定だ。人・もの・予算を含めて、できる応援はしっかりしていきたい」と述べ、教員の増員などを支援していく考えを示しました。