大河ドラマではない」
石破氏 “看板政策”に注文

地方創生に初代の担当大臣として取り組んだ自民党の石破・元幹事長は、7日、福井市での講演で安倍政権の“看板政策”に注文をつけました。

「安倍政権が地方創生をメインに据えたのは、すごいことだと思っている。『統一地方選対策だ』と悪口を言う人もいたが、地方創生にメインを据えて、いろいろいきさつがあったが、私が担当大臣になった。急激な人口減と経済がそう伸びない中で、地方の持っている潜在的な能力を最大限に引き出していく、明治以来やったことないプロジェクトに取り組んだ総理の判断には、素直に敬意を表したい。ただ、大河ドラマではないので、毎年、出し物が変わるのはマズい。『一億総活躍』『働き方(改革)』『人づくり革命』、受ける側としては一貫性を感じない」
「地方創生のいろんなアイデアを、もっともっと地方と中央が一緒になってやるということを、誰が総理であっても、私がなるとは言いませんが、安倍総理がこのままやられたとしても、それはやっぱり国のためにやることだ」