国人相談支援センター
開始「受け入れ環境整備を」

日本で働く外国人のさまざまな相談に応じようと、関係機関の窓口を集めた支援センターが6日から東京 四谷で全面的に業務を開始し、視察した森法務大臣は、外国人の受け入れ環境の整備に一層取り組む考えを示しました。

東京 四谷にあるオフィスビル内に設けられた「外国人在留支援センター」は、出入国在留管理庁や日本司法支援センター=法テラスなど8つの機関の窓口が入り、日本で働く外国人のさまざまな相談に応じます。

6日から全面的に業務を開始するのに合わせて開所式が行われ、出席した森法務大臣は、「異なる8つの機関がワンフロアに集う前例のない取り組みとなる。互いに連携協力してほしい」と述べ、外国人の受け入れ環境の整備に一層取り組む考えを示しました。

このあと、森大臣はセンターを視察し、受け付けでは11か国語に対応できるといった説明を受けていました。

森大臣は記者団に対し、「新型コロナウイルスに関する相談も含め、外国人の皆様の不安にしっかりと応えてもらいたい」と述べました。