京都 124人感染確認
2日連続で100人超

東京都によりますと3日、都内で新たに124人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたということです。都内で1日の感染の確認が100人以上となるのは、2日の107人に続いて2日連続です。

また、120人以上となるのは154人が確認された大型連休中のことし5月2日以来、およそ2か月ぶりです。

都によりますと、124人のうち20代と30代は全体のおよそ7割を占めているということです。

また、これまでに、保健所からは新宿エリアで50人、池袋エリアで7人の感染が報告されているということです。

これで都内で感染が確認された人は合わせて6523人になりました。

都は夜の繁華街では適切な感染防止策を講じている店を選ぶなど、十分に注意するよう強く呼びかけています。

小池都知事「適切な感染拡大防止策講じている店を選んで」

東京都の小池知事は記者会見で、「都としてより一層の警戒が必要だ」と述べました。

そのうえで、「夜の街、夜の繁華街における接待を伴う飲食店などへの外出を控えていただきたい。特に新規感染者が多く確認されている新宿エリア、池袋エリアでは、適切な感染拡大防止策を講じておられる店を選ぶなど十分に注意してほしい」と述べ、3つの密が集積する施設への外出は控えるよう呼びかけました。

また、「事業者に対しては、都や業界団体が作成する感染拡大予防ガイドラインなどに基づき感染防止策の徹底を改めてお願いする。接待を伴う飲食店の経営者の皆様には従業員の方々に対し、PCR検査を受けるよう、強く勧めていただきたい」と述べました。

そして、「『ウィズコロナ』の時代、感染拡大の防止と経済社会活動の両立に向け、都として万全を期していきたい。都民、事業者の皆様の引き続きの協力をお願いする」と述べました。

共産 田村氏「PCR検査実施状況など積極的に開示を」

共産党の田村政策委員長は記者会見で、「『感染拡大要警戒』とスローガンだけ言われても、不安を強めるばかりだ。西村経済再生担当大臣や小池都知事は記者会見でも不安に応えていない」と述べました。

そのうえで「積極的にPCR検査を行っている業界や、検査の規模、陽性率などの基本的な情報を明らかにしてほしい」と述べ、国民の不安を軽減するため、政府と都に対し、PCR検査の実施状況などの情報を積極的に開示するよう求めました。