止力強化に何をすべき
か議論を」安倍首相

新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画の停止を受け、安倍総理大臣は、自民党の役員会で、安全保障戦略の在り方について検討を進める考えを示しました。

この中で、安倍総理大臣は、「『イージス・アショア』は配備プロセスを停止することとした。しかし、これによって、わが国の防衛に空白を生むようなことがあってはならない」と述べました。

そのうえで、「抑止力を強化するために何をすべきか、安全保障戦略のありようについて、徹底的に議論したい。国民の命と平和な暮らしを守り抜く責任を果たすため、政府・与党一体となって新しい方向性を打ち出していきたい」と述べました。

また、新型コロナウイルス対策について、「先週からプロ野球が開幕するなど、社会経済活動もレベルが一段と上がり、県をまたいだ活動も自由となった。感染防止対策に万全を期しながら日常を取り戻していきたい。日本経済がしっかり回るよう補正予算の執行を進めていく」と述べました。