井夫妻逮捕 法務委員会
閉会中審査を要求 野党

自民党を離党した河井克行前法務大臣と妻の案里参議院議員の逮捕を受け、衆参両院で法務委員会の理事懇談会が開かれ、法務省が事件の概要を説明しました。野党側は、委員会の閉会中審査を開催するよう求め、与党側と、引き続き協議することになりました。

国会では、19日午後、衆参両院で法務委員会の理事懇談会が開かれました。

この中で法務省は、東京地検特捜部が去年7月の参議院選挙をめぐって、前の法務大臣の河井克行容疑者と妻で参議院議員の案里容疑者を、公職選挙法違反の買収の疑いで逮捕したことを説明しました。

野党側は、2人が地元議員らに票の取りまとめを依頼し、配ったとされる現金の原資などをただしましたが、回答が得られなかったとして森法務大臣から説明を聞くため、法務委員会の閉会中審査を開催するよう求めました。

これに対し与党側は、持ち帰って検討する考えを示し、引き続き協議することになりました。

野党側 階氏「深い議論にならなかった」

衆議院法務委員会の野党側の筆頭理事を務める階猛衆議院議員は、記者団に対し、「事案の詳細を明らかにしたいと思っていたが、深い議論にはならなかった。買収の原資など、事実関係について、公開の場である法務委員会で、法務大臣からしっかりと説明を聞き明らかにしたい」と述べました。

菅官房長官「国会議員は改めて襟を正さねば」

菅官房長官は午後の記者会見で、安倍総理大臣の説明責任について「きのうの記者会見で、安倍総理大臣は、自民党において、いっそう襟を正し、国民に対する説明責任も果たしていかなければならないと発言した。安倍総理大臣は自民党総裁でもあるので、そのように発言したと思う。いずれにしろ、国民の皆さんの批判をしっかり受け止め、われわれ国会議員は改めてみずから襟を正さなければならない」と述べました。