全世帯に配布する布マスクについて、菅官房長官は、12日までに96％にあたる1億2000万枚が配布され、今月15日までにはおおむね配布が完了するという見通しを示し、次の流行に備えて、多くの国民が保有することに意義があると改めて強調しました。

全世帯向けの布マスクの配布状況について、菅官房長官は記者会見で、「きょうまでに96％、1億2000万枚の配布を見込んでおり、6月15日までにおおむね配布完了となる見込みだ」と述べました。

そして、布マスクを配布する意義について、マスクを店頭で入手できる環境は整いつつあるものの、必要な量をいつでも入手できる状況には至っていないとしたうえで「外出時のマスク着用をお願いしていることに加え、次なる流行に十分対応できるよう、洗濯すれば何度でも使える布製マスクを多くの国民が保有することに意義がある」と改めて強調しました。