イナンバーに口座登録
義務化 検討進める”首相

給付金などの振り込みに使う口座のマイナンバー制度への登録を義務づける方針について、安倍総理大臣は国民の利便性の向上や行政の効率化を図るため、検討を進めていく考えを示しました。

高市総務大臣は9日、給付金などを効率的に振り込めるようにするため、振り込み先となる1つの口座をマイナンバー制度に登録することを義務づけるため、来年の通常国会に必要な法案を提出したいという考えを示しました。

これについて、安倍総理大臣は、11日の参議院予算委員会で「マイナンバー制度はより公平公正な社会保障制度や税制の基盤となり、デジタル社会のインフラとして国民の利便性向上や行政の効率化に資するもので、検討すべきものはしっかりと検討していきたい」と述べました。

また、高市総務大臣は「今後、1人1口座だけひも付けてもらえれば、景気対策の給付などで活用できる」と述べました。