クハラとは縁遠い”
「全く不適切」長尾氏釈明

野党の女性議員を「セクハラとは縁遠い方々」などとツイッターに投稿した自民党の長尾敬衆議院議員は、記者団に対し、国会審議を拒否して財務省に抗議する姿を見て、憤りを禁じえず投稿したものの、表現が不適切で反省していると釈明しました。

衆議院大阪14区選出の自民党の長尾敬議員は、財務事務次官がセクハラ発言をしたとされる問題で財務省に抗議に出向いた野党の女性議員について、自身のツイッターに、議員の写真とともに「セクハラとは縁遠い方々」などと投稿しました。

長尾氏はその後、投稿を削除したうえで、みずからのブログに「私自身の発言そのものがセクハラにあたるという指摘を真摯(しんし)に受け止め、気分を害された人や、写真に掲載されている女性議員に、心からおわびを申し上げる」などと記しました。

これについて、長尾氏は24日、国会内で記者団に対し、「野党議員が、委員会の審議を拒否して抗議行動していた姿を見て、憤りを禁じえなかった。しかし『縁遠い』という表現は全く不適切だったと、心から反省している」と釈明しました。