イサービス「3密」回避
に部屋や職員必要

いわゆる「3密」の状態になりやすいデイサービスの事業所では、緊急事態宣言が解除されたあと、どのようにして通常の運営に戻していくか模索が続いています。

東京 江戸川区のデイサービス事業所では、先月、緊急事態宣言が出されたことを受けて、いったん自主休業しました。

しかし再開を求める声が寄せられたうえ、独り暮らしの利用者が、デイサービスがないと食事をとれなくなったり入浴できず衛生状態を保てなくなったりして、命に関わるおそれがあることから、サービスを縮小した形で運営を再開しました。

最大の課題は、施設の広さが限られる中で3密の状態をいかにして回避するかです。

利用者には、マスクを着用し、利用者どうし会話する際は距離を取るよう求めていて、歌などのレクリエーションを中止するなどプログラムも見直しました。

また、1つのテーブルに4人が向かい合って座り会話しながら行っていた食事は、テーブルの間隔を空けて、座る人数を半分に減らし、会話をせずに食べる形に改めました。

再開当初は受け入れ人数を定員の半分程度にまで減らしていましたが、徐々に増やして現在は4分の3ほどになっています。

緊急事態宣言の解除を受けて、来月から通常の運営に戻す準備を進めることにしていますが、食事できる部屋や職員を増やさなければならないなど課題は尽きないということです。

管理者の佐藤雄一郎さんは「まだ先が見えないので、緊急事態宣言が解除されても1年程度は様子を見ながら運営していくしかない。デイサービスは利用者のニーズや必要性が高いので、感染状況を見ながら家族などと連携して段階的に通常の運営に戻していきたい」と話していました。