新型コロナウイルスの対応にあたる職員の負担軽減や議場の密集を避けるため、徳島県三好市の市議会の議会運営委員会は来月予定されている定例議会で一般質問を控えるよう議員に要請することになりました。

三好市議会事務局によりますと20日開かれた市議会の議会運営委員会で、議長など10人の議員が来月1日に開会する6月定例議会の感染予防対策について話し合いました。

この中で10万円の一律給付など市の職員が対応に追われていることや、議場に議員と市の職員40人ほどが密集することから、職員の負担軽減や密集を避けるため、来月8日と9日に予定されていた一般質問を控えるよう議員に要請することについて議論しました。

出席した議員からは「議員として質問をしないのはよくないのではないか」とか「市のコロナ対策で聞くべきこともある」などの意見も出されましたが、最終的に議長と議会運営委員長の連名で要請することを全会一致で決めました。

委員会での審議や本会議での議案の採決などは予定どおり行われます。