野古の軟弱地盤 最深
77m 埋め立て 支障ない”

アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設をめぐり、河野防衛大臣は、参議院外交防衛委員会で埋め立て予定地の軟弱地盤が、水面から最も深いところでおよそ77メートルまであることを明らかにしました。

アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設をめぐって、防衛省はこれまで埋め立て予定地にある軟弱地盤は、水面から最も深いところでおよそ70メートルまであり、その先には固い粘土層があると説明していました。

これについて、河野防衛大臣は参議院外交防衛委員会で、軟弱地盤を改良するための設計変更に向けて詳しく分析した結果、軟弱地盤はさらに深く水面から最も深いところでおよそ77メートルまであることを明らかにしました。

そのうえで、河野大臣は「この条件でも、施工実績が豊富な工法によって地盤改良を行うことで、護岸等の安定性が確保できることを確認している」と述べ、埋め立て工事に支障はないと説明しました。