CR検査拡充など自民が
数兆円規模の対応要請

新型コロナウイルスの感染拡大で自民党は、PCR検査の体制拡充や、院内感染の防止対策など、数兆円規模の対応を速やかに行うよう、加藤厚生労働大臣に要請しました。

自民党の厚生労働部会などは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、緊急に要請文をまとめ、1日、加藤厚生労働大臣に提出しました。

要請文ではPCR検査について、国が簡易検査キットの開発を進め、医師が必要と認めた場合、速やかに検査を受けられるよう体制を拡充すべきだとしています。

また、院内感染の防止に万全を期し、マスクやガウンといった必要な医療物資を国の責任で確保するなど、数兆円規模の対応を迅速に行うよう求めています。

これに対し加藤大臣は「医療体制の維持は重要であり、地域医療が崩壊しないよう、何ができるか対応を考えているところだ」と述べたということです。