婦向けマスク「調達に
疑問、しっかり追及」福島氏

政府が妊婦向けに発送した布マスクから不良品が見つかった問題について、社民党の福島党首は、納入した事業者の中には、マスクの輸入実績がない会社が含まれているとして、事業者の選定や契約の経緯をただしていく考えを示しました。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、政府は妊婦向けに合わせて50万枚の布マスクを全国の自治体に発送しましたが、不良品が見つかったことから配布を一時停止し、納入した4社の名前を公表しました。

これについて、社民党の福島党首は記者会見で「事業者の中には、マスクの輸入実績がない会社があるが、どうして選ばれたのか。実績のない会社に発注するのはありえない」と指摘しました。

そのうえで、「誰かから『この業者から買ってくれ』と言われたのか。調達に疑問があることをしっかり追及したい」と述べ、事業者の選定や契約の経緯をただしていく考えを示しました。