ん治療などで使われる
放射線装置の検査期限延長

原子力規制委員会は、がん治療などで使われる放射線の装置の検査期限を延長する方針を決めました。
新型コロナウイルスの感染拡大で今後、検査業者の手配が難しくなり、装置が使えなくなる医療機関が出るおそれがあるためとしています。

がんに放射線を照射するといった放射性物質を使った装置は種類ごとに3年、もしくは5年以内に検査することが法律で義務づけられています。

装置の安全を所管する原子力規制委員会は24日、臨時で会合を開き、検査の期限を延長する方針を決めました。

規制委員会は理由について、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、放射線の装置の検査を行う専門業者が、在宅勤務を増やしたり、出張を控えたりしているため、今後、手配が難しくなり、期限内に検査を受けられずに装置が使えなくなる医療機関が出るおそれがあるためとしています。

どのくらい期限を延長するかは今後の状況を見て決定するとしています。

規制委員会では「現状で医療装置が使えないという報告はないが、あらかじめ対応をとり、現場への影響を押さえたい。装置にトラブルがあった時はこれまでどおり、速やかな報告を求める」としています。

このほか、工場などの産業用の放射線の装置についても、検査期限を延長する方針です。