業要請協力 中小等百万
個人50万円給付へ 兵庫県

兵庫県は、県の休業要請に協力する事業所などを支援するため、中小・零細企業には100万円、個人事業主には50万円の支援金を給付する方針を固めました。

兵庫県は、来月6日まで県内の遊興施設や運動施設などに休業を要請し、居酒屋を含む飲食店には営業時間の短縮などを求めています。

こうした中、休業要請に協力し、売り上げが減少した事業所などを支援しようと、兵庫県は独自の支援金制度を設ける方向で、具体的な額などの調整を進めていました。

県の関係者によりますと、その結果、大阪府と同様に中小・零細企業には一律100万円、個人事業主には一律50万円の支援金を給付する方針を固めました。

これまで兵庫県の井戸知事は、財政の状況から大阪府と同額の支援金の給付は難しいという認識を示していましたが「緊急事態宣言」の対象地域の拡大で影響が、より深刻化することも考えられるとして、できるかぎりの支援を行う必要があると判断したものとみられます。

兵庫県は17日午後に開く対策本部会議で、こうした支援策を正式に決定し、その後、井戸知事が記者会見し発表することにしています。