V増加懸念 24時間
対応の相談窓口開設へ

新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛の呼びかけが続くなか、橋本女性活躍担当大臣は記者会見で、DV=ドメスティック・バイオレンスの増加や深刻化が懸念されるとして、相談体制を拡充し、24時間対応の新たな窓口を設けることを発表しました。

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、外出自粛や休業の呼びかけが続くなか、生活不安やストレスによって、ドメスティック・バイオレンスの被害が増加したり深刻化したりすることが懸念されています。

これを受けて、橋本女性活躍担当大臣は記者会見で、ドメスティック・バイオレンスに関する相談体制を拡充し、従来設けられていた電話窓口に加え、24時間態勢で電話やSNS、メールなどによる相談を受け付ける、新たな窓口を設けることを発表しました。

そして「全国の民間支援ネットワークの団体や公的機関とも連携し、必要な場合は、警察や病院など関係機関への同行支援や保護まで対応する」と述べました。

新たな窓口「ドメスティック・バイオレンス相談+」の電話番号は、全国共通で0120ー279ー889です。

今月20日から対応が始まり、電話相談は当面午前9時から午後9時までですが、今月29日からは24時間受け付けられます。

また来月1日からはメールなどで英語や中国語など8か国語程度の外国語にも対応が可能になるということです。