400人が帰国のめど
立たず」茂木外相

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で国際線の運休が相次ぐ中、茂木外務大臣は海外から帰国を希望してもめどが立っていない日本人が、およそ400人いることを明らかにしました。

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響で国際線の運休が相次ぎ、海外にいる日本人の出国が難しくなっています。

茂木外務大臣は衆議院外務委員会で、インドやペルー、ポーランドなどからおよそ4600人の日本人が帰国した一方、帰国を希望してもまだ帰国できていない人が9日の時点で60か国以上におよそ3300人いることを明らかにしました。

このうちおよそ400人は帰国のめどが立たず、出国手段の検討を続けているということで、茂木大臣は「希望する方の早期の帰国の実現に向け、さまざまなことを検討していきたい」と述べました。