染拡大の地域からの
観光は自粛を」全国知事会

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて外出の自粛要請が出ている地域から、感染者が少ない地域へ観光などに出かける人がいるとして、全国知事会は、自粛を呼びかける宣言をまとめました。

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、全国知事会は2日、都内で緊急対策本部の会合を開き、国民に対し、感染拡大防止に向けた協力を呼びかける宣言をまとめました。

宣言では、東京や大阪など外出の自粛要請が出ている地域から感染者が少ない地域へ観光などに出かける人がいるとして、こうした移動も含め、不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。

また、外出の自粛要請が出ていない地域の住民に対しては、東京方面や大阪方面などへの不要不急の往来を控えることも求めています。

全国知事会の飯泉会長は、会合のあと、記者団に対し、「4月は、就学や就業で移動が多い時期だ。これまでの自粛要請がむだにならないよう、国民に理解を求めていきたい」と述べました。