民 二階氏 安倍首相の
4期目に期待示す

自民党の二階幹事長は、東京オリンピック・パラリンピックの延期が衆議院の解散など政局に影響を与えることを否定する一方、安倍総理大臣が党の総裁任期を延長して4期目を目指すことに改めて期待を示しました。

自民党の二階幹事長は、東京都内で講演し、東京オリンピック・パラリンピックが延期されることについて「やむをえない。万全の準備をして成功に導くようにしなければならない」と述べました。

一方、衆議院の解散・総選挙など政局に与える影響については「オリンピックと解散を一緒にしてもらっては困る。オリンピックは日本の政治を左右するようなものではない」と否定し、「解散すべき時は解散する。時期は総理大臣の胸三寸にある」と述べました。

また、ポスト安倍について「じっと黙って敵をつくらないようにして、上手にやれば、回ってくるかもしれないという考えでは回ってこない」と指摘しました。

そして「安倍総理大臣は、若く、政策もしっかり持っており、国際的にも信用がある。今は続投させることが大事ではないか」と述べ、安倍総理大臣が来年9月までの自民党総裁任期を延長して4期目を目指すことに改めて期待を示しました。

さらに、7月の東京都知事選挙については「小池知事に勝てる人がいればいいが、誰も持ち合わせていないのに、『ああだこうだ』と言っても始まらない。小池知事が活躍しているのは事実だ」と述べました。