史的緊急事態”に指定
適切な文書保存を要請

新型コロナウイルスをめぐる今回の事態を、記録を共有すべき「歴史的緊急事態」に指定したことを受けて、公文書管理を担当する北村地方創生担当大臣は、各府省庁の責任者に、文書の作成や保存を適切に行うよう要請しました。

新型コロナウイルスの感染拡大をめぐる今回の事態について、政府は、行政文書の管理に関するガイドラインに基づき、国家や社会として記録を共有すべき「歴史的緊急事態」に初めて指定しました。

公文書管理を担当する北村地方創生担当大臣は各府省庁の公文書管理の責任者を集めて会議を開き「今般の事態にかかる文書は歴史的に重要で、関係文書はしっかりと保存・管理し、幅広く国立公文書館に移管してもらいたい」と述べました。

そのうえで、「国民の間でも公文書管理に関する関心は非常に高まっている。歴史をつくり、後世に残す最前線にいるという気概を持って、適切な文書作成、保存、管理をお願いしたい」と述べました。