的保険適用の検査能力
拡充へ民間会社支援の意向

新型コロナウイルスの検査に公的保険が適用されてからの検査件数について加藤厚生労働大臣は、徐々に増えているという認識を示したうえ、検査能力をさらに拡充するため、民間会社の支援をしていく考えを示しました。

新型コロナウイルスの検査には今月6日から公的医療保険が適用され、医師の判断で検査が行えるようになりましたが、こうした検査は10日間で320件余りと国内全体の検査数の2%ほどにとどまっています。

これについて加藤厚生労働大臣は参議院厚生労働委員会で「保険適用されてからは少ないレベルだが、だんだん拡大はしてきている。中心となる民間の検査会社が増え、検査か所を増やす努力をしてもらうよう支援をしていきたい」と述べ、検査能力をさらに拡充するため、民間会社の支援をしていく考えを示しました。

そのうえで「感染の疑いのあるかたが、医師が必要だと思えばしっかりと検査がなされていく。こういうスムーズな流れをさらに努力をして作っていきたい」と述べました。