費でホテル宿泊「不適切
とは考えていない」山本副大臣

山本防衛副大臣は、140回余りにわたって公費で防衛省近くのホテルに宿泊していたことについて「危機管理体制を確保するためで、不適切な公金支出とは考えていない」とするコメントを出したうえで、記者団に対し「いろいろな意見があるのは事実だ」として、どういう形で返金できるのか検討する考えを示しました。

山本防衛副大臣は、都内に宿舎を確保しておらず、危機管理上必要だったとして、前回、副大臣を務めたときも含め、140回余りにわたって防衛省近くのホテルに宿泊し、防衛省が公務のためだとして117万円余りを支払っています。

これについて山本副大臣は、3日、コメントを出し「あくまでも危機管理体制を確保するために宿泊施設を利用していたものであり、緊急事態に備えて都内に待機する『在京当番』以外で利用したことはなく、不適切な公金支出だったとは考えていない」としています。

そのうえで山本副大臣は、記者団に対し「いろいろなご意見があるのは事実で、どのような形で返金できるのか防衛省に検討してもらっており、適切に対応していきたい」と述べました。