船者「健康状態の
フォローアップ強化」

菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、クルーズ船から下船した女性が自宅に戻ったあとに感染が確認されたことについて、「新型コロナウイルスについては、いまだ解明されていない部分も多く、専門家会議の意見を踏まえ、念のため2週間、不要不急の外出を控えてもらうことを依頼している。下船後に陽性となった方が確認された事実を真摯(しんし)に受け止め、健康状態の電話による確認を毎日行うなど、健康状態のフォローアップを強化して対応している」と述べました。

また、ウイルス検査の対象から検疫官などを外している厚生労働省の方針について、「医師や看護師などの免許を有し、現在、検疫に関する業務に従事する職員は、感染予防に関する十分な知識を有していると考えているため、原則として検査の対象としていない」と説明しました。