国への支援金「議員
個々人の判断で」茂木外相

自民党が、党所属の国会議員の希望者から中国への支援金を集めていることについて、鈴木外務副大臣は、中国海警局の船が、沖縄県の尖閣諸島周辺の日本の領海への侵入を繰り返していることなどを踏まえ、「外務副大臣として賛同しない」と自身のブログで表明しました。

これについて、茂木外務大臣は、記者会見で「議員個々人の判断で募金をしていると考えている。私は一議員として募金したが、個人の考えとしてやっており、それが外務省の見解だ」と述べました。

自民 二階氏「副大臣が言ったくらいで党は左右されぬ」

自民党の二階幹事長は記者会見で、「何も聞いていない。副大臣が言ったくらいで、党が考えを左右される必要はない。党は党で考える」と述べ、不快感を示しました。