泉補佐官を注意
女性審議官との出張めぐり

和泉総理大臣補佐官が、厚生労働省の審議官の女性と海外出張した際、内部で行き来できる部屋を利用していたことについて、菅官房長官は、安倍総理大臣が和泉補佐官を注意したことを明らかにしました。

和泉総理大臣補佐官は、おととし、厚生労働省の大坪寛子審議官と一緒だった4回の海外出張で、内部で行き来できる「コネクティングルーム」を利用していたことが分かっていて、野党側は「不適切だ」と批判しています。

菅官房長官は、19日の衆議院予算委員会で「和泉補佐官からは公務として必要な手続きをとったうえで適切に対応しており、公私は分けていると聞いている」と述べました。

そのうえで「安倍総理大臣と竹本科学技術担当大臣から、国民から疑念を持たれないように行動するよう注意を行ったと承知している」と明らかにしました。