食に地元の有機農産物の
導入を 政策提言検討 社民

社民党は、学校給食に地元産の有機農産物を積極的に導入することを目指してプロジェクトチームを立ち上げ、政府への政策提言などを検討することになりました。

社民党は小中学校の給食の質を高めて子どもたちの健全な発育につなげようと、食材に地元産の有機農産物を積極的に導入することを目指して、新たにプロジェクトチームを立ち上げました。

チームではすべての公立の小中学校の給食に地元の有機米を使っている千葉県いすみ市など、先進的な取り組みを視察し、食を通じた教育の成果が出ているかや、農家の所得が向上しているかなどを調査することにしています。

そして視察の結果などを踏まえ、政府に政策を提言したり、ほかの党にも呼びかけて法整備を進めたりすることを検討します。

又市党首は「地元の有機農産物が給食に使われることで生産者の活性化と、子どもたちの食育につながる。有機食材の活用を拡充できるような政策を進めたい」と述べています。