平洋・島サミット
来年の開催地 三重 志摩に

日本と南太平洋の島国の首脳らが環境問題などを話し合う「太平洋・島サミット」について、菅官房長官は来年の開催地を三重県志摩市に決定したことを明らかにしました。

「太平洋・島サミット」は南太平洋の島国の首脳らを日本に招き、3年に1度、開催している国際会議で、政府は次回・来年の開催地を公募していました。

これについて菅官房長官は午後の記者会見で、次回の開催地を三重県志摩市に決定したことを明らかにしたうえで「三重県は漁業資源の持続可能な利用や防災対策といった点で、太平洋の島しょ国と共通の課題解決に取り組んでいる。また、高校生の交流は環境分野での民間協力などを通じて、つながりを有している」と説明しました。

そして「志摩市で開催することで、太平洋島しょ国が重視する、海との共生や防災対策の重要性をともに発信し、協力関係をさらに強化していく考えだ」と述べました。