民の男性議員 育休取得
で政策への反映目指す

育児休暇などを取得しやすい社会づくりにつなげようと、立憲民主党の男性の国会議員らが、今月からみずからの判断で子育てのために休みを取得したうえで課題を洗い出し、党の政策に反映させることになりました。

立憲民主党の青年局は、育児休暇や育児休業を取得しやすい社会づくりにつなげようと、今月から幼い子どものいる男性議員が子育てのために休みを取得する取り組みを始めました。

取り組みを始めるのは、中谷一馬衆議院議員と全国の地方議員の合わせておよそ10人で、ことし5月までの間、議会活動に支障のないとみずから判断した場合に休みを取得します。

小泉環境大臣が育児休暇を取得する意向を示す中、それぞれの体験から課題を洗い出して、党の政策に反映させることがねらいです。

中谷氏は「小泉氏が世の中に政治家の育児休暇の賛否を問うたのは好ましいことだ。党派を超えて、希望者が取得しやすい社会をつくりたい」と述べています。