衛隊中東派遣「意図的な
攻撃を受けることはない」

中東地域への自衛隊派遣をめぐり、河野防衛大臣は、NHKワールドのインタビューで、派遣の目的を関係国などに説明してきたとして、自衛隊や日本に関係する船舶が意図的な攻撃を受けることはないという認識を示しました。

この中で、河野防衛大臣は、「自衛隊を派遣した地域が、今後、危険な状況になるとは思っていない。すべての関係者に、派遣の意図を説明してきているので、誰であれ、自衛隊や日本の国旗を掲げた関係船舶と分かって攻撃するようなことはないだろう」と述べました。

そのうえで、河野大臣は、「派遣の必要性がなくなれば、護衛艦は引き上げることになる。ただ、哨戒機は、アフリカのソマリア沖で海賊対策にもあたっているので、その後も、もう少し活動を続けることになるだろう」と述べました。

また、航空自衛隊F2戦闘機の後継となる次期戦闘機の開発について、「アメリカに加え、イギリスとも協力できないか話しており、ことし12月までには方向性を決定したい」と述べました。