民 地方組織と意見交換
合流“方向性は出ていない”

立憲民主党との合流について、社民党は、地方組織の代表者らを集めた会議で、各地域の検討状況などを報告しました。このあと吉川幹事長は、記者会見で、現時点では方向性は出ていないと説明しました。

社民党は、21日、全国11のブロックの事務局長らを集めた会議を開き、立憲民主党との合流をめぐって意見を交わしました。

会議では、全国47都道府県にある地方組織のうち、20余りから、党本部に意見書が提出されていることが報告されました。

そして、今月29日に開く全国幹事長会議で、地方の意見を集約し、来月の党大会で合流するかどうか正式に決める方針を改めて確認しました。

会議のあと、吉川幹事長は、記者会見で、「地方からは、中間的な集約では、賛成、反対についてさまざまな意見がある」と述べ、現時点では方向性は出ていないと説明しました。

一方、立憲民主党と国民民主党の合流が当面見送られたことについては、「他党のことであり、コメントはない。どのような結果になろうとも、同じ会派の一員として国会論戦に臨んでいくことに変わりはない」と述べました。