民 立民との合流対応
決定の日程に変更なし

立憲民主党と国民民主党の合流協議が結論に至らない中、社民党は今月末の全国幹事長会議で立憲民主党と合流するかどうか、方向性を決めるスケジュールを現時点では変更しない方針を確認しました。

立憲民主党と国民民主党の合流協議は、政策の扱いや党名、人事などをめぐって折り合いがついていないことから結論に至らず、来週20日の通常国会召集までの合意は困難な情勢となっています。

こうした中、社民党の常任幹事会が開かれ、又市党首は「協議を続ける両党の意見の相違が報じられているが、社民党としては合流を呼びかけられた立憲民主党と理念や政策などを詰めていくことが大事だ」と述べました。

また、会合では「両党の結論が出ない中、急いで合流を決める必要はない」とか、「先に合流を決めたほうが政策面などで党の主張を反映させやすいのではないか」といった、現時点で党の地方組織から寄せられている意見が紹介されました。

そして、今月29日に開く全国幹事長会議で立憲民主党と合流するかどうか方向性を決め、来月下旬の党大会で正式に対応を決めるというスケジュールを現時点では変更しない方針を確認しました。