クライナ機撃墜「イラン
は透明性ある調査を」

ウクライナの旅客機がイランの部隊に撃墜され多数の犠牲者が出たことについて、菅官房長官は「極めて遺憾だ」としたうえで、イランに対し透明性のある調査や再発防止策を早急に講じるよう求める考えを示しました。

今月8日、イランの首都テヘラン近郊でウクライナの旅客機が墜落し、乗客乗員176人全員が死亡したことについて、イラン軍は11日、それまでの説明を翻し、誤って撃墜したと発表しました。

菅官房長官は記者会見で「多くの人命が失われたことは極めて遺憾だ。改めてすべての犠牲者と遺族にお悔やみを申し上げたい」と述べました。

そのうえで「イランがみずからの責任を認め、謝罪している点は留意しているが、イランが透明性を持って調査を行うとともに、実効的な再発防止策を早急に講じることを求めていきたい」と述べました。