R整備法を廃止する法案
野党4党で共同提出へ

IR=統合型リゾート施設をめぐる汚職事件を受けて、立憲民主党、国民民主党、社民党は、合同で部会を開き、IRの整備法などを廃止するための法案を共産党も合わせた4党で通常国会の冒頭に共同提出することを決めました。

IRをめぐる汚職事件を受けて、国会で会派をともにしている立憲民主党、国民民主党、社民党の3党は、10日、合同で内閣部会を開きました。

この中で、立憲民主党の部会長を務める杉尾秀哉参議院議員は、「IRをめぐる汚職事件は、疑獄事件の様相を呈している。政府が無理やり進めようとしているプロセスはいったん止めるべきだ」と述べました。

そして、IRの整備法と推進法を廃止するための法案を共産党も合わせた4党で共同で提出することを決め、法案の作成を進めることになりました。

立憲民主党などは、通常国会が召集される今月20日に法案を提出し、与党側に審議するよう求めることにしています。