流 年明けの党首会談
で合意目指す”幹事長会談

立憲民主党と国民民主党の幹事長が会談し、「1つの政党になることを目指す必要性を共有した」として、両党を合流させる方向で一致しました。両党は年明けに党首会談を行うことも含めて、さらに詰めの話し合いを続けることにしています。

立憲民主党の福山幹事長と国民民主党の平野幹事長は先週から両党の合流に向けた話し合いを続けていて、27日は東京都内のホテルで、およそ2時間意見を交わしました。

このあと福山氏と平野氏はそろって記者団の取材に応じ、福山氏は「これまで対等な立場で真摯(しんし)に話し合い、1つの政党になることを目指し、自民党政権に代わって政権を担える強力な体制を築く必要性を共有した」と述べ、両党を合流させる方向で一致したことを明らかにしました。

そのうえで合流は衆参両院一体で行うこと、それに立憲民主党が設けていない代表選挙の規則を作成すること、さらに衆議院選挙の小選挙区の候補者が比例代表に重複立候補する場合、名簿の順位を同一にすることなどを確認したと説明しました。

両党は年明けに党首会談を行うことも含めて、さらに詰めの話し合いを続けることにしています。

福山氏は「安倍政権の限界が見えている中で、しっかりとした受け皿になる大きなかたまりを示すことが使命だ。大きな政治判断については、党首会談に委ねたい」と述べました。

また平野氏は「大義のために1つの政党を目指して強力な体制を作ることで認識を共有した」と述べました。