民との合流“反対意見は
一部 理解得られた”国民

野党の合流をめぐり、国民民主党は地方組織の代表者を集めた会議を開き、政策や党名などについて対等な立場で立憲民主党に協議を求める方針を説明しました。執行部は反対意見は一部にとどまり、理解が得られたとして、近く立憲民主党に回答することになりました。

立憲民主党からの合流の呼びかけを受けて、国民民主党は15日、党本部で地方組織の代表者を集めた会議を開きました。この中で執行部は合流した場合の政策や党名などについて対等な立場で協議を求める方針を説明しました。

これに対し、出席者からは「野党勢力が結集して『大きなかたまり』を作るべきだ」などと合流に前向きな意見の一方、「党の政策や理念が曲げられないよう丁寧に協議すべきだ」とか、「野合と言われないよう大義が必要だ」といった指摘も出されました。

執行部は対等な立場で協議を求める方針に反対する意見は一部にとどまり、理解が得られたとして、近く立憲民主党に回答することになりました。

玉木代表は記者団に対し、「おおむね協議を進めることについては異論はなかったと思うが、心配や懸念もあったので、それを踏まえてこれからの協議に臨みたい」と述べました。