ジ袋廃止「まず環境省や
政府が行動始める事が大切」

東京 霞が関の環境省などが入る庁舎で、すべての店が6日からレジ袋の使用をやめることになり、小泉環境大臣らがマイバッグで買い物をして取り組みをPRしました。

環境省などはプラスチックごみを削減するため、来年7月から全国の小売店にレジ袋の有料化を義務づける方針です。

環境省と厚生労働省が入る東京 霞が関の中央合同庁舎5号館では、6日からすべての店でレジ袋の有料化ではなく、使用自体をやめることになりました。

6日は小泉環境大臣と加藤厚生労働大臣、それにセブン&アイ・ホールディングスの井阪隆一社長らが、地下1階のコンビニエンスストアを訪れ、それぞれマイバッグで買い物をしてこの取り組みをPRしました。

小泉大臣は「レジ袋の消費量はプラスチックごみ全体の2%から3%にすぎないが、身近なことからごみ問題への関心を高めるきっかけになる。まずは環境省や政府が着実に行動を始めることが大切だ」と話しました。

また、井阪社長は「こうした取り組みを通じて、お客様と一緒に意識を高めていきたい」と話していました。

買い物に訪れた厚生労働省の20代の職員は「いらないと思っていてもレジ袋に入れてもらうことがあった。マイバッグを使うことでごみの削減に貢献できるのならよいことだ」と話していました。