挙では野党の『1つの
かたまり』を」国民 方針案

国民民主党は来月の党大会に向けて来年1年間の活動方針案をまとめ、「選挙では野党の『1つのかたまり』を目指す」とする一方、立憲民主党などとの合流について現時点では具体的な記述を盛り込んでいません。

国民民主党がまとめた活動方針案によりますと、衆議院議員の4年の任期が折り返しの2年をすぎているため、来年、衆議院選挙が行われる可能性が極めて高いとしたうえで、「すべての資源を投入して選挙に勝利し、新しい政治をスタートさせる」としています。

そして選挙に臨むにあたっては「野党間で最大限の協力を行い、できるだけ多くの小選挙区で『1つのかたまり』となれるよう、あらゆる努力をする」としています。

一方で、党内の中堅・若手が求めている立憲民主党などとの合流については、現時点では具体的な記述を盛り込んでいません。

このほか、案では「穏健保守からリベラルまでを包摂する改革中道政党」という党の立場を改めて強調し、政策面では経済に重点を置くとしています。

国民民主党はこの案をもとに活動方針について党内の意見を聞き、来月19日の党大会で正式に決めることにしています。