ュレッダー「官房長の
判断で見せられない」内閣府

「桜を見る会」の野党の追及本部のメンバーは25日、内閣府を訪れ、ことしの招待者名簿の廃棄に使われたシュレッダーを見せるよう求めました。しかし、担当者は「稼働中だ」などとして拒否しました。

このため、メンバーは、業務が終わる午後5時15分以降に見せるよう改めて要請しましたが、内閣府は「官房長の判断で見せられない」などと応じませんでした。追及本部の事務局長を務める立憲民主党の黒岩国会対策委員長代理は、「朝から晩までシュレッダーが稼働しているとするのは誰が聞いてもありえない話で、対応は非常に不誠実だ」と述べました。

共産 小池氏「内閣府は伏魔殿か」

共産党の小池書記局長は、記者会見で「文書を捨てるだけでなくシュレッダーまで見せないとは、内閣府は伏魔殿かという感じがする。隠ぺい体質極まれりであり、こういうことをやればやるほど政治に対する不信感が募り、政府の説明が信用できないということになる」と述べました。