終的選択として女系も
容認すべき」自民 甘利氏

皇位の継承をめぐって、自民党の甘利税制調査会長は、男系による継承が維持できない場合には、女系も容認すべきだという考えを示しました。

自民党の甘利税制調査会長は24日、フジテレビの番組で、皇位の継承について「男系を中心に順位をつけ、最終的選択としては女系も容認すべきだと思う。順位をつけてきちんと対処できるようにしておくのはいいことだ」と述べ、男系による継承が維持できない場合には、女系も容認すべきだという考えを示しました。

一方、来年度の税制改正をめぐり甘利氏は記者団に対し、児童扶養手当を受けている未婚のひとり親にも、配偶者と死別したり離婚したりしたひとり親と同様に、所得税を軽減する措置を講じる方向で調整を進める考えを示しました。

また、甘利氏は、配偶者と死別や離婚したひとり親に適用される「寡婦控除」で、現在、男性にのみ所得制限があることについて、「憲法上問題が出てくる」と述べ、女性にも同じ所得制限を設けることを検討する考えを示しました。