を見る会 予算上回る
支出「テロ対策など反映」

総理大臣主催の「桜を見る会」をめぐり参議院内閣委員会で質疑が行われ、岡田官房副長官は予算を上回る支出となったことについて、テロ対策に必要な金属探知器の設置や参加者の増加に伴う飲食物の経費が増加したことを反映したものだと説明しました。

「桜を見る会」では、参加者の増加に伴って、支出額も増えていて、予算額が平成26年度から今年度までは一律1700万円余りだったのに対し、支出額は、▽平成26年が3000万円余り、▽ことしは5500万円余りとなっています。

これについて、14日午前の参議院内閣委員会で国民民主党の矢田稚子氏が「予算に対し支出額が上回ってきたことに、なぜ手を打ってこなかったのか」とただしました。

これに対し岡田官房副長官は「従来から、準備設営に必要な最低限の経費を前提に予算を計上してきたが、実際の開催にあたっては、その時々の情勢を踏まえて必要な支出を行っている。例えば、金属探知器の設置など、テロ対策の強化や、飲食物提供業務経費などの増加により、予算額を上回る経費がかかった」と述べました。

また、立憲民主党の岸真紀子氏が「安倍総理大臣の事務所が、地元の有権者に案内状を出している。まさに総理枠ではないか」とただしました。

これに対し内閣官房の大西証史 内閣審議官は「長年の慣例で、官邸内、与党にも推薦依頼を行い、内閣官房と内閣府で取りまとめているが、厳密な意味での枠というものではない」と述べました。

内閣官房「答えられるものを持ち合わせていない」

参議院内閣委員会で共産党の田村智子氏は、「桜を見る会」をめぐり「総理大臣による招待者の推薦の仕組みがあったのではないか」とただしました。

これに対し、内閣官房の大西証史内閣審議官は「内閣総務官室から、総理大臣室、副総理室、官房長官室、官房副長官室に、事務的にお伺いを立てていた」と述べたうえで、推薦の際に功労や功績の記載を求めていたかどうかは、「推薦名簿は保存期間1年未満の文書として、遅滞なく廃棄している。推薦を依頼する際の具体的な様式などについて、答えられるものを持ち合わせていない」と述べました。

また、内閣府の大塚幸寛官房長は、安倍総理大臣の後援会の参加者に対する手荷物検査の実施について、「セキュリティに関するもので、細かくお答えできないが、それぞれ入園にあたって、必要なチェックを行っているという前提にたっている」と述べました。