ジ袋例外なく有料化を
立民が緊急提言

プラスチック製のレジ袋について、国が、来年夏からすべての小売店に一部の特殊な袋を除き有料化を義務づける方針を公表したのに対し、立憲民主党は、例外を設けず一律に有料化するよう求める緊急の提言をまとめました。

国は、来年7月1日からすべての小売店に、石油などの化石資源からできたプラスチック製の買い物袋の有料化を義務づける一方、植物を原料にした特殊な袋など、一部は対象から外すとした方針を公表しました。

これに対し立憲民主党は政府の方針では不十分だとして、緊急の提言をまとめました。

提言では、一部のレジ袋を対象外とすることは「消費者のライフスタイルの変革という目的とは合致しない」などとして、例外を設けず一律に有料化するよう求めています。また、レジ袋の価格設定の在り方や、有料化による収入の使途について丁寧に議論し、制度設計を行うべきだとしています。

立憲民主党は、近く、この提言を政府に提出するとともに、独自の法案の提出も視野に、プラスチックゴミを削減するための施策を検討することにしています。