害廃棄物の広域処理
運搬費用を国が補助 環境相

台風19号の影響でごみ処理施設の一つが稼働できなくなっている福島県郡山市を小泉環境大臣が視察し、市内で出た災害廃棄物などを広域で処理するための運搬費用のほぼ全額を国が補助する方針を明らかにしました。

郡山市を訪れた小泉環境大臣は、はじめに、特に被害が大きかった水門町地区の住宅街を訪れ、家具や衣類など大量の災害廃棄物が路上に積み上げられている現状を視察しました。

このあと、浸水によって稼働できなくなっている市内のごみ焼却施設、富久山クリーンセンターを訪れ、郡山市の品川萬里市長と会談しました。

今回の被害を受けて、郡山市で出たごみの一部は、東日本大震災の災害廃棄物を処理するために国が整備した、南相馬市と浪江町にある仮設の焼却施設に持ち込まれていて、会談の中で小泉環境大臣は、運搬費用のほぼ全額を国が補助する方針を伝えました。

会談のあと、小泉環境大臣は記者団に対し、「皆さんの身の回りから一日も早く災害廃棄物が無くなるよう、身近な仮置き場から二次的な仮置き場への搬出は年内をめどに完了する見込みで動いていく」と述べ、年内をめどに、生活圏から災害廃棄物を撤去する考えを改めて強調しました。