員は夏休み中も有給
とれないのが現状」小池氏

公立学校の教員の働き方改革を進めるため、政府が今の国会で成立を目指している法律の改正案について、共産党は、まとまった休暇を取ることが想定されている夏休み期間中に十分な休みを確保するのは困難だなどとして、反対することになりました。

公立学校の教員の働き方改革を進めるため、政府は、夏休み期間中にまとまった休暇を取るなどして、1年単位で勤務時間を調整する制度を実施できるようにするなどした法律の改正案を国会に提出し、成立を目指しています。

これについて、共産党の小池書記局長は、記者会見で、「教員からは、『夏休み中も連日のように業務があって有給休暇の消化すらできないのが現状で、まとまった休みを取れる状況ではない』という声があがっている」と指摘しました。そのうえで、「野党間でも調整し、結束して廃案に追い込みたい」と述べ、党として、改正案に反対する考えを明らかにしました。