会質問 漏えい疑い
野党側は簡潔な書式で通告へ

政府側に通告した国会質問の内容が、委員会の開催前に外部に漏れていた疑いがあるとして、野党側は、真相解明と再発防止を政府・与党に求めるとともに、当面の間、簡潔な書式で質問を通告する方針を決めました。

国民民主党などは、15日の参議院予算委員会で質問に立った森ゆうこ議員が、閣僚らが丁寧に答弁できるように政府側に通告した質問の内容が、委員会の前に外部に漏れていた疑いがあるとして、調査に乗り出しています。

これを受けて、立憲民主党など野党側の国会対策委員長らが17日、国会内で会談し、政府・与党に対して真相解明と再発防止を求める声明文を取りまとめました。

声明文では、「今回の事案は、国会議員の国会での質問権を侵害するもので、民主主義の根幹を揺るがす問題だ」と指摘し、再発防止に一定の前進があるまでの当面の間、簡潔な書式で質問を通告するとしています。

会談のあと、立憲民主党の安住国会対策委員長は、記者団に対し、「情報を得たという人は『役所からもらった』とはっきり言っており、役所が、第三者に意図的に質問を流していたとなるとまずい。ルール違反であり、深刻な問題になるかもしれない」と述べました。

立民 福山氏「国会と行政府の在り方に関わる大問題」

立憲民主党の福山幹事長は、記者会見で、「率直に言って驚いた。質問通告は、国会の慣例として紳士協定に基づいて行っているもので、それが利用され、質問する前から議員への批判が広がるということは、全くもって意味不明だ。国会と行政府の在り方に関わる大問題だ」と述べました。