城県知事 排水対策強化
激甚災害指定を国交相に要望

宮城県の村井知事は14日、台風19号による被害状況の視察のため県庁を訪れた赤羽国土交通大臣に対して、政府への要望書を手渡しました。

要望書では、丸森町や大郷町など浸水が続く地域での排水対策を強化することや、今回の災害を速やかに激甚災害に指定し県や市町村の財政負担を軽減する措置を講じるよう求めています。

これに対して赤羽大臣は、丸森町で排水ポンプ車を13日までの倍の6台に増やしたことなどを説明し「これだけの災害を激甚災害に指定しないことはありえないと思う。現場の状況を総理にしっかり報告したい」と述べました。

会談のあと村井知事は記者団に対して「政府として速やかにしっかりした対応を取りたいという意思表示をしてもらったと受け止めている」と話していました。

このあと赤羽大臣は、吉田川の堤防が決壊した宮城県大郷町に向かいました。

国交相 堤防決壊の大郷町を視察

視察のあと、赤羽大臣は記者団の取材に応じ「しっかりと復旧復興に専念できるよう、早期の激甚災害の指定に向けて地元の皆様の声がかなうように願っている」と述べ、今回の被害を激甚災害に指定し、自治体の財政負担が軽減されるよう対応を急ぐ考えを示しました。

そのうえで、赤羽大臣は「被災自治体の要望をきめ細かく把握して、関係省庁と連携しながらスピード感をもって復旧復興に全力をあげていきたい」と述べ、浸水した地域の排水対策を強化するとともに、住宅の再建など復旧事業を急ぐ考えを示しました。