測よりまずまずには
収まったが対策を早急に」

台風19号による被害を受けて、自民党は午後4時すぎから、二階幹事長や岸田政務調査会長らが出席して、対策を協議する会合を緊急に開きました。

この中で、二階氏は、「予測され、いろいろ言われていたことからすると、まずまずには収まったと感じている。それでも相当な被害が広範に及んでおり、対策を早急に打っていかなければならない」と述べました。

このあと二階氏は、記者団に対し「自治体が安心して復旧に取り組めるよう、政府は、一両日中にも激甚災害に指定することを明らかにすべきだ」と求めました。

さらに、「大型の補正予算案の編成などを行うべく、政府を全力で支えていく決意だ」と述べ、今年度の補正予算案を編成する必要があるという考えを示しました。

また、15日から予定されている参議院予算委員会の質疑については、「議論することも大事だが、そうこうしている間に対応が遅れてはならず、現場でしっかり考えると思う」と述べました。

参議院自民党は、予定どおり予算委員会を行いたい考えですが、武田防災担当大臣の出席については、柔軟に対応することも検討していて、野党側と協議することにしています。