合はどういう存在か
立ち位置を説明」神津会長

連合は、11日の定期大会で神津里季生会長が続投し、3期目に入ることを決めました。神津氏は執行部が一丸となって連合の存在意義を発揮していきたいと決意を示しました。

連合の定期大会は2日目の11日、任期満了に伴う執行部人事を行いました。

そして、現在2期目の神津里季生会長が続投し、3期目に入るとともに逢見直人会長代行と相原康伸事務局長も、それぞれ再任することを決めました。

連合内では加盟する労働組合の政党支持が、立憲民主党と国民民主党に分かれ、11日決定した今後2年間の運動方針でも、支持政党の明記を見送りました。

今回、執行部の体制を維持した背景には、こうした連合内の状況を踏まえ、組織の安定や融和を図りたいというねらいがあるとみられます。

神津会長は「連合はどういう存在なのか、立ち位置をしっかり説明していく。このままの日本では破綻してしまうので、私たちが未来を変える。そのために誠心誠意、前に向かっていきたい」と決意を示しました。