語民間試験 活用公表の
大学に結果を提供 文科省

新たな大学入試に導入される英語の民間試験をめぐり、文部科学省は、原則として、先月末までに試験の活用方法を公表している大学などに試験の結果を提供することになりました。

再来年から始まる「大学入学共通テスト」に導入される英語の民間試験をめぐって、文部科学省は、先月末までに、試験の活用方法を公表するよう大学などに求めていました。

文部科学省は、できるだけ早く受験生の不安を解消する必要があるとして、原則として、30日までに活用方法を公表している大学などに限って、試験結果を提供することになりました。

萩生田文部科学大臣は記者会見で、「自分が望む大学や学部が活用しないのであれば、無理に試験を受ける必要もなくなる。受験生ファーストで考えたら、いつになれば先がみえるんだという状況が続くほうが心理的プレッシャーになると思うので、一度、区切りを作りたい」と述べました。