グビー日本代表到着遅れ
「五輪で支障出ないように」

ラグビーワールドカップの日本代表が、試合会場への移動で渋滞に巻き込まれ、到着が遅れたことについて、橋本オリンピック・パラリンピック担当大臣は、経緯や状況を検証し、来年の東京大会で運営に支障が出ないよう取り組みを強化する考えを示しました。

ラグビーワールドカップの日本代表は今月20日、ロシアとの開幕戦に臨むため試合会場に向かう際、首都高速道路が渋滞していたため、試合の90分前には会場に到着するよう組織委員会が通達していたにもかかわらず、実際に到着したのは70分前となりました。

これについて、橋本オリンピック・パラリンピック担当大臣は閣議のあとの記者会見で、「輸送の関係で非常に支障をきたしたと承知している。なによりも舞台に立つアスリートに支障を来すことはあってはならない」と指摘しました。

そのうえで、「全体の状況をもう一度検証しながら、大会運営に支障がないよう、自治体とも連携し、さらに強固に取り組みを進めていきたい」と述べ、来年の東京大会で運営に支障が出ないよう取り組みを強化する考えを示しました。